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    • おやすみクマちゃん

    • MIS USZATEK
    • 1975~1978/ポーランド
    • 2007年8月4日日東京都写真美術館ホールにて公開
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    • ニキフォル 知られざる天才画家の肖像

    • My Nikifor (Moj Nikifor)
    • 2004年/ポーランド
    • 監督:クシシュトフ・クラウゼ
      脚本:ヨアンナ・コス、クシシュトフ・クラウゼ
      出演:クリスティーナ・フェルドマン、ロマン・ガナルチエク、ルチアナ・マレク
      <カラー/ビスタサイズ(1:1,85)/ポーランド語/ドルビー・デジタル/1時間40分>
      日本語字幕:フェルバント/宣伝デザイン:大寿美トモエ
      提供:パイオニア映画シネマデスク
      配給:エデン

      2006年11月3日日東京都写真美術館ホールにて公開
  • 神様がくれた色使い。
  • 江戸木純の一口コメント

    ニキフォルの絵に惚れ込み、すでに彼の絵を所有していた日本の権利元パイオニア映画シネマデスク代表、丹羽氏の熱意によって日本公開が実現した。今や日本で本当に公開しにくくなった地味ながら良質の映画。エデンとしては初めて劇場配給業務を依頼されて引き受けた作品で、現在も丹羽氏所蔵の14点のニキフォル原画とともに全国を巡回上映中。この映画の取材も兼ねて訪れた、映画の舞台ともなったポーランドの温泉保養地クリニツァはとても素敵な場所だった。主演のクリスティーナ・フェルドマンは07年1月に惜しくも世を去った(享年86歳)。

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    • 魅惑の影絵アニメーション ロッテ・ライニガーの世界

    • 「アクメッド王子の冒険(完全修復サウンド版)」と珠玉の短編傑作集 The Adventure of Prince Achmed and others
    • <1926年/ドイツ/BW(染色)/スタンダード/ドルビーSR/65分>
      日本語字幕:松岡葉子/宣伝デザイン:大寿美トモエ
      監督:ロッテ・ライニガー
      提供:アスミック・エース エンタテインメント
      配給:エデン 

      2005年11月12日東京都写真美術館ホールにて公開
  • 光と影を愛したアニメーションの母、 すべては彼女から始まった……。
  • 江戸木純の一口コメント

    10数年前に淀川長治氏のコラムを読んで以来、とにかく観たかった「アクメッド王子の冒険」。サイレント版では一般の映画館でなかなか上映できないので、オリジナルの楽譜を演奏した英国版DVD用の音源から音ネガを作り、修復された絵ネガと合わせて世界初のサウンド版を作ってもらった。やはり、35ミリのスクリーンで見たその美しさは絶品だった。「長靴をはいた猫」「眠れる森の美女」「パパゲーノ」「カルメン」「ガラテア」の5本も35㎜フィルムを焼いて上映、東京都写真美術館での毎週日曜日の一回目は、俳優・中山一朗による日本語ナレーション付きライブ上映を実施し、ファミリー層で劇場がいっぱいになった。

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    • ビューティフル・デイズ

    • ADA APA DENGAN CINTA?
    • 2002年/インドネシア映画
    • 監督:ルディ・スジャルウォ
      プロデューサー:リリ・リザ、ミラ・レスマナ
      出演:ディアン・サストロワルドヨ、ニコラス・サプトラ、ラディア・シェリル
      <カラー/ビスタサイズ(1:1,85)/インドネシア語/ドルビーSR/1時間52分>
      ビュー・シリーズ(the Best Entertainment from the Universe)NO.4
      日本語字幕:松浦美奈/宣伝デザイン:大寿美トモエ
      提供:ジェネオン・エンタテインメント+博報堂DYメディアパートナーズ+国際メディア・コーポレーション+エデン
      配給:エデン

      第17回東京国際映画祭アジアの風公式上映作品
      2005年3月5日恵比寿ガーデンシネマにて公開
  • がんばれ、愛
    250万人をハッピーにした奇跡の大ヒット作!
  • 江戸木純の一口コメント

    インドネシアで大ヒットした青春ラブ・ストーリー。インドネシア映画といえばクリスティン・ハキム系のアート映画や妖術映画やバリー・プリマ主演のシラット・アクションしかないと思っていた目にはこのスタイリッシュで爽やかな映画はとても衝撃的で、主演のディアン・サストロワルドヨとニコラス・サプトラの2人がキラキラと輝いていた。内容的には絶対的な自信作だったし、思い切ってフジテレビ系でTVスポットも打ったのだが、空前の韓流ブームの中、この時期韓国映画以外のアジア映画へのニーズはほとんどなかった。それでも、インドネシア映画界は今も要注目だ。

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    • 丹下左膳・百万両の壺

    • SAZEN : The Jar Worth One Million Ryo
    • 2004年/日本映画
    • 監督・撮影・編集:津田豊滋
      プロデューサー:江戸木純、川﨑のり子
      原作:林不忘 脚本:江戸木純
      (山中貞雄監督作品「丹下左膳餘話 百萬兩の壺」より オリジナル脚本:三村伸太郎)
      出演:豊川悦司、和久井映見、野村宏伸、麻生久美子、武井証、豊原功補
      <カラー/ビスタサイズ(1:1,85)/ドルビーSR/1時間59分(3257.7m・6巻)>
      宣伝デザイン:三浦正悦(ダッド・クリエイション)
      製作:「丹下左膳・百万両の壺」製作委員会(日活、博報堂DYメディアパートナーズ、カルチュア・パブリッシャーズ、エデン)
      制作協力:東映京都撮影所
      製作プロダクション:エデン
      配給:エデン

      2004年7月17日恵比寿ガーデンシネマにて公開
      日活よりDVD発売中
  • あんた、出番だよ! 愛情時代劇。
  • 江戸木純の一口コメント

    世界で知られている日本の映画監督といえば、クロサワ、オズ、ミゾグチ、ナルセ、そしてキタノ…。でも、サダオ・ヤマナカはほとんど知られていない。なぜなら山中の作品はプリントがほとんど残っていないため海外に出ていないからだ。それより何より、日本の若者たちがこの日本映画最高傑作の1本を見たことがない。このリメイクの最大の目的はそこにあった。オリジナルとの最大の違いはカラー作品であるということ。美術や衣装の色にこだわった撮影監督出身の津田豊滋監督のこだわりの映像美は一見の価値あり。この映画の公開に合わせ、オリジナル版のDVDが発売され、リバイバル上映も実現、目的のひとつは達せられた。

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    • 王様の漢方

    • 漢方道(GREAT WALL, GREAT MEDICINE)
    • 2002年/日中合作
    • 原作・脚本・監督:ニュウ・ポ
      プロデューサー・共同脚本:江戸木純
      出演:チュウ・シュイ、渡辺篤史、ノーマン・リーダス、中山一朗
      <カラー/ビスタサイズ(1:1,85)/ドルビーSR/1時間44分>
      提供:アスミック・エース、東芝デジタルフロンティア、エデン
      配給:アスミック・エース+エデン

      2002年10月12日シャンテシネ、シネマスクエアとうきゅうにて公開
      アスミック・エースよりDVD発売中
  • 見る薬膳。万里の長城で癒されたい。
  • 江戸木純の一口コメント

    中国人現代アーティスト、ニュウ・ポが「誰も見たことのないような映画が撮りたい!」といって始まった企画。漢方薬というテーマと、万里の長城での世界初の長期ロケという魅力に期待は大きく膨らみ、キャストも凄い顔ぶれがそろった。だが、中国での撮影にはやはり、想像を絶する困難が待っていた。そして、出来上がった作品も一般的な映画の枠には収まりきらないかなり異形のものとなった。最近よく、テレビの中国紹介番組でこの映画のサントラが無断使用されている。講談社から発売されている原作には、映画で紹介できなかった数多くの漢方の歴史やうんちくが満載されている。

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    • 処刑人

    • THE BOONDOCK SAINTS
    • 1999年/アメリカ・カナダ合作
    • 監督・脚本:トロイ・ダフィー
      音楽:ジェフ・ダンナ
      出演:ショーン・パトリック・フラナリー、ノーマン・リーダス、ウィレム・デフォー
      <カラー/シネマスコープ/英語/ドルビーSR/1時間50分>
      日本語字幕:林完治/宣伝デザイン:三浦正悦(ダッド・クリエイション)
      DADデザイン
      提供:東芝デジタルフロンティア+ムービーネット・インターナショナル+JCA+エデン
      配給:JET(エデン)

      東京国際ファンタスティック映画祭'00参加作品
      2001年2月17日渋谷東急3にて公開
      ソニー・ピクチャーズよりDVD、ブルーレイ発売中
  • いまの世の中、間違ってると思いませんか?
    法で裁けぬ悪人どもに、“死の制裁”を!
  • 江戸木純の一口コメント

    コロンバイン高校乱射事件直後の全米公開時、過激な内容に多くの映画館が上映をキャンセル、配給会社が恐れをなしてオクラ入りさせようとしたところ、監督とプロデューサーがどうにかロスとニューヨークで自主公開したもののほとんど話題にならなかったこの作品、この映画のスタイリッシュな面白さを信じる日本の心ある人々の手で堂々と世界最大規模の公開(全国約30館)が実現、ビデオでもロングセラー商品となった。この日本での成功を受け、全米では20世紀フォックスが日本と同じ完全版でDVDを発売して大成功を収めてカルトムービー化、06年5月には全米150館での再上映もされた。また、09年秋には待望の続編も完成、全米では限定公開で好成績を残して250館を超える拡大公開となり、10年春にはソニー・ピクチャーズの配給で日本でも公開された。

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    • ロッタちゃんと赤いじてんしゃ

    • A CLEVER LITTLE GIRL LIKE LOTTA (LOTTA PA BRAKMAKARGATAN)
    • 1992年/スウェーデン映画
    • 監督・脚本:ヨハンナ・ハルド
      原作:アストリッド・リンドグレーン
      出演:グレテ・ハヴネショルド、リン・グロッペスタード、マルティン・アンデション
      <カラー/ビスタサイズ(1:1,66)/スウェーデン語/ドルビー・ステレオ/1時間18分>
      日本語字幕:松浦美奈/宣伝デザイン:大寿美トモエ
      提供:JCA+エデン+リトル・モア+ミラクルヴォイス/配給:エデン+ミラクルヴォイス
      ビュー・シリーズ(the Best Entertainment from the Universe)NO.3

      2000年6月24日恵比寿ガーデンシネマにて公開
  • 子ブタを抱いてピクニック。
    スウェーデンからやってきた、笑顔と優しさの ハッピー・パラダイス
  • 江戸木純の一口コメント

    「~はじめてのおつかい」が大ヒットしたため急きょ公開が決まった作品。製作されたのはこちらが一年早く、ロッタを演じるグレテがまだだいぶ幼い。「~はじめてのおつかい」とこの作品はテレビ・シリーズの再編集版という説があるがそれは間違い。TVシリーズと見比べてみると映画版にしかない場面がいくつも見られる。製作当初から、映画版とテレビ版の2種類の台本があり、同時に撮影されたのだという。この映画の公開初日に合わせ、14歳になったグレテがお母さんと一緒に来日した。そのときは将来何になりたいかわからないと言っていたが、彼女は最近女優に復帰し、「フロストバイト」(06)では吸血鬼との死闘を演じている。

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    • ロッタちゃん はじめてのおつかい

    • LOTTA LEAVES HOME (LOTTA FLYTTAR HEMIFRAN)
    • 1993年/スウェーデン映画
    • 監督・脚本:ヨハンナ・ハルド
      原作:アストリッド・リンドグレーン
      出演:グレテ・ハヴネショルド、リン・グロッペスタード、マルティン・アンデション
      <カラー/ビスタサイズ(1:1,66)/スウェーデン語/ドルビー/1時間26分>
      日本語字幕:松浦美奈/宣伝デザイン:大寿美トモエ
      提供:JCA+エデン+リトル・モア+ミラクルヴォイス/配給:エデン+ミラクルヴォイス
      ビュー・シリーズ(the Best Entertainment from the Universe)NO.2

      2000年1月15日恵比寿ガーデンシネマにて公開
  • これがアタシの生きる道。
    スウェーデンからやってきた、 とびきりキュートなミラクル・ピクチャー
  • 江戸木純の一口コメント

    日本では子供を泣かして観客から同情の涙を絞る映画に人気がある。でも、それは本当の子供映画ではない。北欧では昔から質の高い子供映画がたくさん作られてきたが、日本にはなかなか輸入されていなかった。何より子供を子供扱いせず意志のある一人の人間として扱っているところが素晴らしいのだ。『ムトゥ』と同じ頃、この映画と出会い、惚れ込んだ私たちは地道に全国の児童館などを回すくらいのつもりでこの映画と付き合い始めた。『ムトゥ』にかかりきりになったために公開までにはだいぶ時間がかかってしまったが、やがてロッタは一人歩きをはじめ、ブタのバムセと一緒に日本で最も有名なスウェーデンの女の子の一人になった。また、公開時、恵比寿ガーデンシネマで実施した託児つきサービスも話題となった。